お寺からのメッセージ

2021

7文月

July

「真言宗を極めた僧侶の法力に、距離は関係ない。千里でも離れた場所でも目の前でも、同じように霊験は作用する」という意味です。

その昔、お大師様は高野山から京都に住む公家の為に祈り、その病を回復させたといいます。我欲ではなく、人々を救いたいという思いで修業したからこそ得られた力です。

今、新型コロナウイルスが流行しています。その勢いは止まるところを知りません。マスコミは新型肺炎のニュースで持ち切りです。

病気調伏を祈っているローマ教皇のお姿をテレビで拝見しました。教皇庁の奥深くお一人で敬虔な祈りを捧げられていらっしゃいました。本宗の僧侶方もひそかに祈祷なさっていらっしゃいます。私も日々、祈念しております。お大師様のお言葉にあるように祈りのパワーを私も信じています。檀信徒の皆様におかれましても、新型肺炎の終息をご祈念いただくとともに、世に喧伝されている3つの密(密閉、密集、密接)に留意して行動され、速やかに病が終息しますようにご自愛のほど、お願い申し上げます。

合掌

 

高野山高校 校長 小野芳幸